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1ドル 83円の無策

 2010-08-25
1ドル83円は、私の中では一つの思いがあります。

それは、丁度10年間のアメリカ生活を終えて日本に帰国した1995年の為替が83円だったからです。

アメリカにいたときは、79円というのもありました。

でもアメリカに住んでいるとあまりインパクトを感じなかったように思います。

さて、円がここまで評価されているのは、欧米の経済に不安があるというのが主因ですが、でも日本に不安はないのかというと全くそうではありません。
ただ、日本は政策や方向性がはっきりしないので、はっきり伝わってくる欧米よりましだろう想像で円が買われているようです。

しかし、まだまだ輸出立国の日本の産業は、間違いなくダメージを受け始めています。

政府は口を揃えて ”注意深く見守る”と言っていますが、見守るだけなら誰でも出来ますね。

やっぱり掛け声倒れの政権だったのかという落胆も拡大していきます。


83円というのは、どういう水準なんでしょうか?

以前のブログにも書きましたが、私は購買力平価的には120円前後が正しい水準だと考えていますので、いかに83円がかけ離れた方向に向かっているかが分かります。

今、アメリカやヨーロッパで円で買物をするとバーゲンのように感じられます。
それは円の実力ではなく、政策の歪みによる一時的な恩恵だと考えるべきでしょう。

さて何もアクションが出来ない政府、本当に策はないのでしょうか?
当面考えられるのは、

1、金利を下げる
2、ドルを意図して買う
3、貨幣を発行する

ということですが、

金利は0.1%まで長く下げっぱなしで、これ以上下げようがない、

日本だけがドルを買っても量的に限界があって諸外国との協調介入がないと効果薄、

貨幣を増発しても既に市中にはキャッシュが余っている。

というように、決め手は余りありません。

ドルを協調介入で買うというのが、政治主導で先ず出来ることですが、政府に動きを感じません。


為替は、経済のファンダメンタルをベースに需給関係で決っていきますから、いずれは適正な価格に収束するのは確かです。
しかし、収束するにしても無用なブレが大きく実体経済を右往左往させているのは、政府の責任がほとんどではないかと感じます。








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